こんばんは!しんです(^_-)-☆
きつめのタイトルでスタートした本日の記事は、「トラウマで苦しんでいる人へ伝えるマインドセットの仕方」です!
子供の頃、親から虐待を受けて、それがトラウマで人とつき合うことが怖くて、家に引きこもっているの。外に出たいんだけど、一歩外に出ると足が震えて、嗚咽がするんだ
イカちゃんのように、トラウマを抱えて苦しんでいる人はいっぱいいるよね。なんとかしたいけど、トラウマが原因でどうすることもできない。そんな悩みに答えていくよ。
本記事の内容
・トラウマの真実
・トラウマをのりこえるためのマインドセット
・トラウマを乗り越えた先にあるもの
この記事を書くことを決めたのは、アドラー心理学を題材とした名書「嫌われる勇気」を読んだことがキッカケです。この本に出合うことで、新しい価値観を手に入れることができました。僕にとってのバイブル的書籍です。興味があればぜひ読んでみてください!
トラウマとは
トラウマを一言で言うと「心の傷」のことです。人が普通の生活を送っている中で感じることのない逸脱した恐怖のこと。例えば、「子供の頃、陰湿なイジメにあった。」とか「親から虐待を受けた」など、強烈な精神的ショックを感じることをトラウマといいます。
原因論と目的論
トラウマを語る上で話しておきたいことがあります。それはフロイトの原因論とアドラーの目的論です。
フロイトの原因論:今の自分が存在しているのは過去からの経験や行動により存在している。そして未来は過去に縛られているため変えることはできない。これがフロイトの原因論的思考です。例えば、今の自分が自宅に引きこもり、社会との交流ができないのは、過去の経験(親からの虐待や学校でのいじめ)がトラウマとなり、今の結果となっているという思考です。
アドラーの目的論:今起こっていることは、目的を持ってしていることであり、未来はいくらでも変えられる。これが、アドラーの目的論です。例えば、先ほどの家に引きこもっているケースで言うならば、家に引きこもりたいから、「親から虐待を受けた」、「友達からイジメを受けた」という理由(トラウマ)を作り出しているのである。なぜ引きこもりたいのか?それは、家に引きこもっていれば、親が心配してくれる、「特別」な存在でいられる。一歩外に出てしまえば、何が起こるか分からない、出来事にどう対処していいかわからず、不安がつきまといます。いまのわたしに多少の不安や不都合があったとしても、外にでるより楽なのです。いまのわたしでいる為に過去のトラウマを利用している。これが、アドラーの目的論です。
今の日本人のほとんどの価値観はフロイトの原因論に基づいて作られています。フロイトの原因論を聴いて、納得できる方が多いのでははないでしょうか?
フロイトの原因論は過去の結果が今のわたしを作っているという思考です。この思考では、変わることは難しくなります。一方アドラーの目的論は、いまのわたしでいるために過去の経験を利用しているという思考です。アドラーの目的論で考えると、変わることは容易ではないですか?
今日あなたはアドラーの目的論と出会いました。本当に「変わりたい」と思っているなら、フロイトの原因論を捨て、アドラーの目的論を手にするべきです。
トラウマは存在しない
そもそもトラウマは存在しません。なぜなら、過去の経験をつらいものと「解釈」したものがトラウマだからです。例えば、津波で家を失ったという、同じ体験をして二人がいます。一人は、津波で家を失ったことがショックで引きこもりになり、一方もう一人は、命の大切さを知り、今を精一杯生きようと決意して、夢を追っかけている。お分かりの通り、人それぞれの解釈によって、過去の経験は操作可能なのです。
トラウマをのりこえるためのマインドセット
さあ、ここからはトラウマを克服する話をしましょう。
➀アドラーの目的論で考えましょう。
いまのわたしは、過去の経験によってあるのではなく、いまそうありたいから都合のいい過去の経験を使っているにすぎない。
②そもそもトラウマなど存在しない
過去の経験は自分でどのようにでも解釈できることを理解しましょう。今のあなたのトラウマは本当にトラウマなのか?今一度考えてみましょう。
マインドセットの完了です。いまのわたしがどうあるかを決めるのはいまのあなたです。過去の経験は関係ありません。
トラウマを乗り越えたその先にあるもの
トラウマを乗り越えた先には、友達が増え、素敵な彼女ができ、みんなと楽しい時間を過ごせるバラ色の人生が待っています!
そんな、情報商材的なことを言うつもりはありません(笑)ただ、トラウマの本質を理解し、勇気を持って、一歩踏み出してみませんか?すぐに劇的な変化が起こるなんてそんなことはありません。ただしかし、勇気を持って挑戦し続けてみましょう。1年後、いや半年後に振り返ってみてください。自分の変化に気付けるはずです。
本記事のまとめ
・過去の経験によって、いまのわたしがあるのではない
・そもそもトラウマなど存在しない
・勇気を持って、一歩踏み出す