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初心者ブロガーの奮闘記

承認欲求を捨てろ!アドラー心理学から学ぶ幸福論!

皆さんこんにちは!しんです(^_-)-☆

 

アドラー心理学を題材にした「嫌われる勇気」をご存じでしょうか?この書籍は、

売上200万部を超えるベストセラー本です。人生においていろんな価値観を与えてくれる名書です。あのホリエモンも絶賛しているんです!さてこの書籍には、こんなことが書かれています。「承認欲求を否定する」わかりやすく言うと、「幸せになりたいなら承認欲求を捨てろ!」そう言ってるんです。どんな意味なのか細かく説明していきます。

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幸せとは?

幸せとは心で感じるものです。心に満足や安心感が生まれたとき幸せと感じるのです。

 

幸せ = 安心・満足

と捉えると分かりやすいと思います。

面白いデータがあるので紹介します。

年収800万以上は幸福度は変わらないという話です。

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こちらの表はX軸を年収、Y軸を幸福度で表したグラフです。年収が高ければ、車も買えたり、マイホームだって買える。高級レストランにだっていけるようになります。お金があれば、女性にだってモテます。年収200万の人より、800万の人の方が幸せです。いろんな選択肢が増えますから。ただ、年収800万以上は幸福度はさほど変わらない。なぜか?簡単に言うと、こと日本において年収800万あれば、不自由なく、安心して満足感を感じる生活が送れるからです。しかし、「幸せ」にはお金はもちろん家族 地位 名誉などいろんな要素が絡みます。年収が1億あったとしても、夫婦との絆はボロボロ、顔があっても挨拶しない夫婦だっています。これって幸せって言えますか?今回は対人関係を楽にし、幸せになるメソッドを紹介します。

 

 

幸せになりたいなら承認欲求を捨てろ!

承認欲求とは

他者から

「自分の考えを理解してもらいたい」

「自分の存在を認めてもらいたい」

「褒められたい」

「嫌われたくない」

と感じる欲求のことです。

 

  

なぜ「承知欲求を捨てろ」なのか?

承認欲求を求める人生がほんとに幸せなのか?

例えば、

 

心の中では、ミュージシャンにあこがれているのに、親が医者で、自分の病院を継いで欲しいという思いがある。ミュージシャンを目指したい思いと親の期待に答えたい思いの狭間で苦しんでいる。

 

だれからも嫌われたくないといろんな人にいい顔をして自分に嘘をつき、他者にも嘘をつく。

 

そんな人生が幸せと言えますか?自分の人生は他者が歩くのではない、自分の人生は自分が歩くのです。他者の思いに答えようとする人生は自我を捨てることになります。他者の希望に答えるのではなく、自分のやりたいことを自由にやる人生、それが幸せなのです。

 

承認欲求を捨て自由に生きる為のメソッド「課題の分離」

 

課題の分離とは?

課題の分離とは自分の課題と他者の課題を分けること。そして、誰の課題かを見極める方法は最終的にその課題は誰が責任を負うかである。そして大事なことは他者の課題には踏み込まないし、自分の課題には誰も踏み込ませない。あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることで発生します。

 

課題の分離が生活で役立つ時

・他者の評価を気にしてしまう時

・命令して他者に何かをさせようとしてる時

・相手からの見返りを求めてしまう時

 

他者が自分をどう評価するかは他者の課題です。また、命令や見返りを求めてもそれに対して従うかどうかは他者の課題です。自分と他者の課題の分離ができていれば、評価をきにすることもないし、命令に従わなかったり、見返りがなかったとしてもイライラすることはありませんよね。

 

課題の分離は、お互いを尊重しあうことです。意思の疎通をとりながら、前へ進んでいくことなのです。

 

親と子の関係であっても課題は分離すべき

子供が「勉強をしない」という課題があった時、その課題の最終的責任を負うのは子供。親の責任ではない。無理やり子供に「勉強しなさい!」と押し付ける行為は、子供の課題に踏み込んでしまっている行為です。無理やり勉強をさせても子供は嫌がるだけです。そんなことはよくあります。親と子の関係ですら、課題は分離すべきです。これは、子供を放置するわけではありません。

 

では、親はどうするべきなのか。それは子供の考えを尊重し、見守ることです。そして、子供が勉強をしたいと思ったとき、準備をしといて上げることです。

 

課題の分離ができると対人関係がシンプルになります。他者の顔色を気にすることなく、自分のやりたいことを自由にやる。これこそが「幸せ」なのではないでしょうか。

 

 

 

本記事のまとめ

・幸せ=安心 満足感

・われわれは、他者の期待を満たすために生きているのではない

・対人関係をシンプルにする方法「課題の分離」

・お互いを尊重し、共に自分の道をすすむことが幸せの答え