んばんは!しんです(^_-)-☆
今日は、私の人生のバイブル「嫌われる勇気」について記事を書きます!
本日のテーマは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」です!
結論から話しましょう!
例として、「孤独」という悩みを持ち出し、説明します。孤独を感じるのは、一人だから感じるのではなく、他者や社会から疎外感を感じたときに孤独を感じるのである。つまり、孤独にも対人関係が根本にあるということです。それ以外の悩みについては、次回への持ち越しです。
では、具体的に青年と哲人との会話を見ていきましょう!
青年 先生は、先ほ「悩みを消し去るには宇宙の中でただ一人で生きるしかない」と仰りました。それはどういう意味ですか?一人で生きていたら、猛烈な孤独に襲われるでしょう。
哲人 孤独を感じるのは、あなたがひとりだからではありません。あなたを取り巻く他者 社会 共同体があり、それから疎外感を感じるから孤独なのです。我々は孤独を感じるにも他者を必要とします。すなわち、人は社会的文脈において、個人となるのです。
青年 ほんとうに一人なら、宇宙のなかにただ一人なら個人でもないし、孤独も感じないと?
哲人 おそらく、孤独という概念すら存在しないでしょう。悩みはすべて対人関係の悩みなのです。この世から対人関係がなくなってしまえば、すべての悩みがなくなるでしょう。
青年 嘘だ!そんなものは学者の詭弁です。
哲人 もちろん、対人関係を消してしまうことなど現実的にありえません。
青年 私が言っているのはそんなことではありません。対人関係は大きな悩みであることは認めます。しかし、すべてが対人関係の悩みであるとういのは極論です。個人が個人としてもがき苦しむような悩み、自己にむけられた悩みを否定されるのですか?
哲人 個人だけで完結する悩み、いわゆる内面の悩みというのは存在しません。どんな悩みにも他者が介在します。
青年 そんなことはありません。人間には、対人関係よりももっと高尚で大きな悩みがあります。幸せとはなにか? 自由とはなにか?そして人生の意味とは?これらは古代ギリシャから問い続けてきた、人生のテーマではありませんか?
哲人 なるほど、もう少し具体的に説明する必要がありますね。