しんBlog

初心者ブロガーの奮闘記

人生のバイブル「嫌われる勇気」を読み解く!part4

過去に支配されない生き方

 

 

青年 先生は感情を否定されている。感情は道具に過ぎない、目的を達成するための道具に過ぎないのだと。感情があるからこそ、喜怒哀楽に揺さぶられるからこそ人間なのです。感情のない人間は出来損ないの機械にすぎない。

 

哲人 私は感情を否定しているわけではありません。誰にでも感情はあります。しかし人は感情に支配されないし、過去にも支配されません。

 

青年 感情に支配されず、過去にも支配されない?

 

哲人 はい。たとえば、ある人の過去に、両親の離婚があったとします。これは18度の水と同じ、客観の話ですね?これを冷たいと感じるか温かいと感じるかは、これは今の主観の話です。過去にどんなことがあったとしても、そこにどんな意味づけをするかによって、現在の在り方は決まってくるのです。

 

青年 問題は何があったかではなく、どう解釈したかだと?

 

哲人 まさに。我々はタイムマシンで過去に遡ることも、時計の針を戻すこともできません。過去に縛られると、この先、ずっと幸せにはなれません。

 

青年 そうですよ!過去を変えられないからこそ、この生は苦しい。過去の力は強いですよ!

 

哲人 可能性を考えるのです。あくまでも、人は変われるを前提に考えるのです。

 

 

たとえ、過去にどんなことがあったとしても、それを前向きにとらえるかどうかは今の自分であると。過去をどうとらえるかは自由である。

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